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てなわけでお久しぶりです。
別にサボってたわけじゃないんですけどね。

さぁ大変です。ワールドカップの開幕まで残り2日となりました。
え?
あ、サッカーじゃないんです。野球のw


野球というのは国際的な試合になればなるほど取り上げられない異常なスポーツなので知名度がないのは今更仕方ないのですが、世の野球好きはペナントレース大詰めでお忙しいところ、こちとらそれどころではありません。
前にも取り上げましたが、なんてったって今回のW杯は初の各国共同開催。
しかもそれがヨーロッパ各地。極めつけには1次ラウンドの日本が出場するプールの開催地がクロアチアと来たもんだから国際野球ファンは心臓はち切れんばかりのことでしょう(はしゃぎすぎ自重)
IBAF W杯、ロシア辞退で何とクロアチア見参
ここ最近はワールドカップ関連で検索して訪問してくれてる方も多いようなのでなんとも嬉しい限り。


ところが残念なことに、アジア選手権に続いてまたしても中国は全運会(全国人民運動会。日本で言えば国体にあたり、どの競技においてもすべての大会をさしおいて優先される。中国では五輪より重要とも言われる)を理由にナショナルチーム派遣を回避
しかも今回単独チームで派遣されたのが河南だときたから失望もひとしお。(河南は今季CBLに加盟した国内7番手のチーム)

しかもロースターを見たところ、河南棒球隊(CBL河南の母体)所属で四川ドラゴンズでプレーしている、WBC代表の卜涛張伏佳は出場せず。国際経験があるのは2006WBC代表の李帥と大昔に代表入りしたベテランの史龍杜軍ぐらい。
はっきり言ってこれではドイツ相手でもフルボッコの予感がするわけで、中国クラスの国がフル代表を出さないと酷いことになるなぁとつくづく感じます(せめて北京か天津にして欲しかった…)


しかしつくづく見るとこのグループ分けは酷いもんでして、日本はクロアチア・イギリス・ニカラグアというバカにしてるのかといわんばかりのグループ分け。
当然余裕のゲームですよ、ね?(日本の監督はニカラグア戦では2次ラウンドのグループ分けの関係でわざと負けるとか言ってるようですがそれもなんだか…)

しかも今回はサッカーでおなじみEurosportはじめ欧州各国テレビ局が生中継してくれるらしいので、我々もP2Pテレビソフトを使えばリアルタイムで見れてしまうというわけ。
ありがたや。こういった面ではIBAFのお膝元、欧州開催はありがたいわけです。


ところで今回開催で話題にあげてきたクロアチア。
ロースターを見てピンと来た方は相当の野球通。
"Pereira Garcia Ernesto Jose"
そうです、エルネスト・ペレイラ(元中日)がクロアチア代表としてプレーしています。
中日に入団前、クロアチアのクラブに所属していたというのは見たことがあったけれど、クロアチア国籍を持っていたとは驚き(以前からクロアチア代表でプレーしていたようですね)

しっかし、今回プールDを開催するクロアチアの球場がここ
欧州の球場は日本の二軍本拠地みたいな球場が多いんだけど、それにしてもこれはあんまりじゃ…
左中間右中間のふくらみがまるでないじゃないかorz
…の前に狭すぎやしませんか?^^;
ちゃんと内野芝があるのはいかにもって感じなんだけどさ。これじゃあ草野球じゃあないですか…


まぁいろいろありましたが、無事開幕しそうで何よりです。
日本は1次グループD、クロアチアを会場にクロアチア・イギリス・ニカラグアと。
中国はグループE、ドイツを会場にドイツ・アメリカ・ベネズエラと。
9月9日、欧州5会場一斉開幕です☆

参照↓
IBAF 国際野球連盟
2009ワールドカップ公式ページ
各開催地公式ページ別リンク

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アジア野球選手権、第2ラウンドまで全日程を終了したようです。

中国は4位。もはや定位置です。
実は今回中国は天津が単独チームで派遣されていたんです。
全運会(国体に相当)があるおかげでナショナルチームの編成が出来ないとかなんとかで。
でもこの理由はかなり怪しい。なぜなら全運会とほとんどかぶってワールドカップがあるから。
ここにエントリーしているということはその気になれば代表は組めるということでしょう。
と、するとやはり経費の問題でしょうか。野球に金を使ってくれる天津の体育局しか遠征費用が出せそうになかったとか…?
だいたい昨年優勝とはいえ、今季優勝の北京が派遣されないのはやっぱりなんかあるんでしょうなぁ。

もし全運会という理由が本当ならワールドカップもちゃんとした代表チームを送ってこない可能性もありますね。(実際2003年W杯は上海が単独派遣されています)

それにしても今回の結果
日本戦 0-4
韓国戦 1-8
台湾戦 1-13


だんだんとらしさを発揮されたようでw
今回は呂建剛が大乱調だったようです。台湾戦ではお決まりのエラーの連鎖に加えて(酷かったらしいです)三発撃たれて撃沈。
初戦良い試合をしただけになんとも残念。2005年に韓国(アマ代表ですが)を撃破したことのある大会だけになんとも…
台湾にはここのところ国際大会で分が良かっただけに残念。
ただ初戦の日本戦では李文明が好投したようで、W杯初代表もあるかもしれません。
まぁ天津単独だったからという言い訳でごまかしておきましょう…


余談ですが、1次ラウンド、無事キッサダーはタイ代表入りしていたようです。
ただ…

ものがたり’09夏:タイ人投手、母国代表「最後の熱投」 夢を与えたい

衝撃の新事実が二つ。
・キッサダーが日本国籍取得を目指して、最後のタイ代表に?!
こないだキッサダーの姿勢を絶賛する記事を書いたばっかなのに…orz
これでタイ野球は間違いなく終わりです。ただ、彼がタイに残したものは計り知れないほど大きい。
ただキッサダーは日本国籍を取得してなにか有利なことがあるのでしょうか?

ん?日本国籍を取得…?

…取得?!


・実はキッサダーはハーフではなかった
これは衝撃の事実です。

>幼くして父を亡くした。母は日本人男性と再婚して母国を去り、祖母の下で「野球など知らずに」育った。
>小学5年で祖母が亡くなり、母の住む長野県東御(とうみ)市へ移った。

この書き方からするに、彼の実の両親は両方ともタイ人だということになります。
つまり日本人の父親は義理の父。
だからタイ代表としてプレーする時は白倉ではなくHeebthong(ヒップトーン)で出ていたわけですね。納得。
つまりタイ代表としてプレーしていたのも純粋なタイ国籍だから。たぶんそういう解釈でよいのでしょう。(ヨーロッパ等ではWBCではなくても二重国籍の選手が生まれていない国で代表になることがありますが、日本の場合ハーフの選手〔未成年で二重国籍状態の選手〕が日本以外の国で代表に招集された例を聞いたことがない)

これは驚きました。
つまりキッサダーには日本人の血は流れていないんですね。形的にいえばダルビッシュではなく朱大衛のようなケースと言えば分かりやすいかもしれません。

日本国籍取得ですか…東南アジア野球がますます心配になる今日この頃。
これからはアジアンカップで驚くべき快進撃を続けたスリランカに注目でしょう。
もちろん中国もですけどね(苦笑
前からちょこちょこ話題に出してきたIBAFワールドカップ。
今年はヨーロッパ各地で行われます。

ところが、開催地のひとつであったロシアが直前になってドタキャンの噂が流れ、案の定正式に辞退。
IBAF Announces Relocation of One of the 2009 Baseball World Cup First Round Sites from Russia to Croatia


考えてみればロシア野球は荒波に揉まれているわけでしてAA世代なんかではロシアは欧州屈指の強豪なのですが、シニア世代の野球人口が悲惨なことになってるみたいで(この傾向はどこの国も抱えています)一時期は国内の野球人口が600人になったなんていう報道もあったほど。
そんなこんなで協会のほうも体力がなくなってしまったのか、今回の事態となったわけです。

なぜこの問題を取り上げたかといえば、ワールドカップ予選ロシアグループには日本も含まれています。
つまり日本代表の遠征地が変更になったというわけです。


そしてロシア辞退でフランスの代替出場・代替開催が噂されていた中、公式発表で彗星の如く現れた国、それがクロアチアです。
クロアチア野球は正直ここ数年力をつけてきているということぐらいしか分かりません。
正直ヨーロッパは「専門外」というか、欧州新興国の選手個人まではほとんど詳しく知らない自分でもスウェーデンあたりまでならまだ知っている選手もいますが、クロアチアとなると…

まぁそれでも近年は各種国際大会へ代表チームを派遣しだしていますし、まずまずの成績を残してきています。
欧州で間違いなく10本の指には入るはず。
そういえばクロアチアは欧州選手権でも欧州4番手当たりを走るドイツと好ゲームを繰り広げていました。

ヨーロッパ野球選手権2007 ドイツ-クロアチア(動画で見れます@Stadeo.TV)

一昨年北京のプレ五輪で日本代表(2軍+大学生)がチェコと大接戦を繰り広げた時に「チェコが野球をやっているとは知らなかった」という衝撃のコメントを発した某国監督がいましたが、クロアチアはさらにアジア方面とは接触が少ないということで日本代表はどう戦うか。
普通に考えれば大学生がでても社会人が出ても圧勝でしょうけど、プレ五輪の件も考えると気を抜けないところ。
逆にクロアチアにとっては存在をアピールするチャンス。

IBFワールドカップ2009・クロアチアラウンドは日本・クロアチア・イギリス・ニカラグアを擁して9月9日、ザグレブで開幕します。
案外日本のアマレベルならどこも気を抜いてはいけない相手ですよ。
◇選手移動情報◇
オフの選手移動先情報
●08’オフ~09版
最終更新2009/4/2

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最終更新2008/4/23
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