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リアルタイムで生中継ということなのでネットテレビ観戦。
なかなか安定しないのでSOPとJustinTVにTVantsの2ソフト+1サイトを併用しながらの観戦でした…

んー、深夜2時からはきつかった…(泣
まずは結果から。見て驚く事なかれorz


中国1 -14ドイツ(7回コールド)

CHN 000 001 0|
GER 107 024 x|14

CHN:李帥、陳鋒、張子博、鄒善策 - 王東、楊成治
BOXスコア、試合詳細など

中国スタメン
DH 朱 清 Zhu Qing
2B 杜 鵬 Du Peng
CF 彭 凱 Peng Kai
C 王 東 Wang Dong
LF 張 超 Zhang Chao
SS 李祥誠 Li Xiangcheng
RF 馬 力 Ma Li
1B 牛 星 Niu Xing
3B 郭 輝 Guo Hui
(P)李 帥 Li Shuai


一言でまとめるなら、過去中国の国際試合でもまれに見る酷い試合だったのではないかと。
いくら河南単独出場だからといってドイツ相手にこのざまでははっきり言って話にならない。
厳しい戦いにはなると思っていたが、コールドはないだろうよ。

毎度の話だが、守備に尽きる。守備が悪いことは百も承知なのだが、しかし今回の守備はもろもろの条件を差し引いても見るに堪えないまさに「目を覆いたくなる」酷さ。

スタンドはなかなかの入り。恐らく選手関係者だと思われるが、なんと中国人応援団も数十人単位だろうか、陣取っている。
中国の先発は李帥。WBC2006代表のアンダースローであるが、実は動画で見るのは初。なかなか面白かった。


以下選手個人評
■スタメン組
朱 清
DHの1番打者。今回河南打撃陣の中で最も「野球選手らしい」選手。
初回出てくるやいなや粘って粘ってフォアボール。左打席からのコンパクトなスイングは安定しており、体を大きくした劉建忠みたい。安打→盗塁も記録、今後の代表入りあるか。
杜 鵬
若干違和感のあるスタンスはいかにも中国選手。守備ではエラーこそなかったがかなり怪しかった。
彭 凱
中堅手だが、なんでもないセンターフライを落下地点にまで入りながら落球してタイムリーエラーのトンデモ守備。しかし返球ではかなり良い肩を見せた。河南の馮飛とでも名付けておこうかw
打っては1安打。
王 東
典型的な捕手体型。ディフェンス面でも長く捕手をやっている感じ。相手のディレード気味のスチールに二塁送球しない姿勢×
打っては2安打、スイングは力強く2塁打を放つなど当たったら恐そうな選手で4番も納得。
希望之星で経験を積んだだけあって全体的にまとまった選手。
張 超
この選手も中国選手にしてはなかなか肩が強かった。今回の外野では一番見ていられた選手か。
打撃は特筆なし、1三振。
李祥誠
この試合の戦犯。始まって2つのゴロは難なくさばいたが、その後はミスの嵐。
なんでもないゴロをポロポロやるわ、中継のボールを後ろにそらすわ、途中からは飛んできた球がほぼすべてグラブに収まらないという目も当てられない内野守備は過去代表最低レベル。
途中からベンチに引っ込められるわけなんですが…
馬 力
この試合の戦犯その2。
素人目でも明らかに分かるほどとにかく打球判断が悪い。前に出て頭越されたり、シングルヒットが左中間を抜けそうになって進塁を許したりと、投手が可哀想になる記録に残らない悪守備。
スイングには力がなく、2打数2三振と全く良いところないまま途中交代。
牛 星
とにかくこの選手細い。
一塁守備ではせっかく李帥が牽制で誘い出した走者を挟殺プレーで二塁悪送球。打っては3三振。これではお話になりません。
郭 輝
なんともスリリングな三塁守備。三塁ゴロをポロリ(記録は強襲安打)
体が開いてしまっているスイングは2三振。下位打線、全く機能せず。

■途中出場
王江涛
戦犯の代わりに出てきたベテラン選手。期待して見ていたら早速ゴロをはじいてボール見失うorz
もしかして本職は違います?とにかぅ遊撃を何とかしてくれ。
杜 軍
10年ぶりの国際試合登場ということで、どんな選手か期待していたらちーっちゃい小太りのオッサン。外野守れるんかいなw
四球で出塁も、身の丈に合わずリードでかいところを捕手グロナウアーのレーザービームで牽制憤死…

■投手
李 帥
サブマリンは健在だったが、フォームに若干ばらつきがあるように見えた。
2回までは走者こそ出すものの(まずい外野守備もあってだが)効果的に三振を奪って切り抜けていたが、3回に守備の乱れ連発で撃沈。
球は走っているように見えただけに、毎度のことながら守備にやられて3回途中交代。
リズムに乗ればもっと良い投球が出来そうだっただけに不憫。
陳 鋒
今回かなり注目していた左腕。なんと15歳、恐らくWC最年少ではなかろうか。
ノーワイドアップからグラブをぐっと腰のほうへもっていく"プチ"トルネードのようなフォーム。
こちらも守備の乱れで走者をためて失点はしたものの、スリークウォーター気味からコーナーに直球とカーブ、スライダーを散らしてなかなかの投球であった。
15歳には見えない体つき、マウンドでも落ち着いておりこれからかなり期待の投手。
球数が増えるに連れて明らかに球速が落ちていったスタミナを克服してぜひ10年後の左腕エースに。
張子博
まったくストライクが入らずに降板。評価のしようがありません…
鄒善策
球筋が徐錚や夏康男に似た感じ。球は特に遅くはないが棒ダマ。
ちょっとしか投げてないのであまり分からず。


黒人投手マルケスの前に下位打線が三振の山を築いたのは痛かった。
李祥誠と馬力の守備で投手崩壊。挟殺プレーで2度のミス。
とんでもない試合でしたが、河南の選手を見ることが出来たのは新鮮で面白かったですね。

ちなみに易勝さん(WBC代表コーチ)が通訳兼スタッフみたいな感じでユニ着ずにベンチ入りしてましたw
しかしベネズエラやアメリカとはどうなることやら…

(動画追加↓)




まぁ実はこの試合の裏では南アフリカがスペインになんと15-0、6回コールド負けという波乱。
各チームとも初日から大変なことになってますね…

大会の結果等はこちら

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てなわけでお久しぶりです。
別にサボってたわけじゃないんですけどね。

さぁ大変です。ワールドカップの開幕まで残り2日となりました。
え?
あ、サッカーじゃないんです。野球のw


野球というのは国際的な試合になればなるほど取り上げられない異常なスポーツなので知名度がないのは今更仕方ないのですが、世の野球好きはペナントレース大詰めでお忙しいところ、こちとらそれどころではありません。
前にも取り上げましたが、なんてったって今回のW杯は初の各国共同開催。
しかもそれがヨーロッパ各地。極めつけには1次ラウンドの日本が出場するプールの開催地がクロアチアと来たもんだから国際野球ファンは心臓はち切れんばかりのことでしょう(はしゃぎすぎ自重)
IBAF W杯、ロシア辞退で何とクロアチア見参
ここ最近はワールドカップ関連で検索して訪問してくれてる方も多いようなのでなんとも嬉しい限り。


ところが残念なことに、アジア選手権に続いてまたしても中国は全運会(全国人民運動会。日本で言えば国体にあたり、どの競技においてもすべての大会をさしおいて優先される。中国では五輪より重要とも言われる)を理由にナショナルチーム派遣を回避
しかも今回単独チームで派遣されたのが河南だときたから失望もひとしお。(河南は今季CBLに加盟した国内7番手のチーム)

しかもロースターを見たところ、河南棒球隊(CBL河南の母体)所属で四川ドラゴンズでプレーしている、WBC代表の卜涛張伏佳は出場せず。国際経験があるのは2006WBC代表の李帥と大昔に代表入りしたベテランの史龍杜軍ぐらい。
はっきり言ってこれではドイツ相手でもフルボッコの予感がするわけで、中国クラスの国がフル代表を出さないと酷いことになるなぁとつくづく感じます(せめて北京か天津にして欲しかった…)


しかしつくづく見るとこのグループ分けは酷いもんでして、日本はクロアチア・イギリス・ニカラグアというバカにしてるのかといわんばかりのグループ分け。
当然余裕のゲームですよ、ね?(日本の監督はニカラグア戦では2次ラウンドのグループ分けの関係でわざと負けるとか言ってるようですがそれもなんだか…)

しかも今回はサッカーでおなじみEurosportはじめ欧州各国テレビ局が生中継してくれるらしいので、我々もP2Pテレビソフトを使えばリアルタイムで見れてしまうというわけ。
ありがたや。こういった面ではIBAFのお膝元、欧州開催はありがたいわけです。


ところで今回開催で話題にあげてきたクロアチア。
ロースターを見てピンと来た方は相当の野球通。
"Pereira Garcia Ernesto Jose"
そうです、エルネスト・ペレイラ(元中日)がクロアチア代表としてプレーしています。
中日に入団前、クロアチアのクラブに所属していたというのは見たことがあったけれど、クロアチア国籍を持っていたとは驚き(以前からクロアチア代表でプレーしていたようですね)

しっかし、今回プールDを開催するクロアチアの球場がここ
欧州の球場は日本の二軍本拠地みたいな球場が多いんだけど、それにしてもこれはあんまりじゃ…
左中間右中間のふくらみがまるでないじゃないかorz
…の前に狭すぎやしませんか?^^;
ちゃんと内野芝があるのはいかにもって感じなんだけどさ。これじゃあ草野球じゃあないですか…


まぁいろいろありましたが、無事開幕しそうで何よりです。
日本は1次グループD、クロアチアを会場にクロアチア・イギリス・ニカラグアと。
中国はグループE、ドイツを会場にドイツ・アメリカ・ベネズエラと。
9月9日、欧州5会場一斉開幕です☆

参照↓
IBAF 国際野球連盟
2009ワールドカップ公式ページ
各開催地公式ページ別リンク

本屋で何気なく野球小僧を読んでいると、セルジオ越後が野球に関連して日本のスポーツの発展について語っていた。

さらっと読んだだけなんだけれど、ここのところ五輪復帰がどうのとか普及がどうのとかいろいろ言ってきたところをこのセルジオ越後の話は自分が言わんとしていたことをすべて簡潔に語っていて思わず頷いてしまった。

カムバック五輪野球(1)
カムバック五輪野球(2)
この記事でWBCは大きな親善試合だと書いたけれども、そのWBCにおける問題点、野球の統括組織の必要性、ルール統一の必要性など共感する内容ばかりで、まさに今まで書いて来たことを代弁してもらったかのようだった。
各国の野球が国内のことばかりを考えてベクトルが別々の方向に向かっている旨にも言及してあったし、まさに「国際化」という面では最も見習わなければならないサッカー界から警鐘を鳴らしているかのようだった。

セルジオ越後がIBAFの組織や現在の野球の現状などについて詳しいのにも正直驚いたが、むしろ最も納得させられたのは、その後。

野球の話からスポーツ全体に話は移って、選手の育成の話に。
その中で日本のスポーツ発展のためには「補欠を無くすこと」が必要だという理論を説いていた。
要するに日本のスポーツは部活動中心のため、海外のように複数のスポーツから導入していって最も成績の出たスポーツに絞っていくということができない、つまり上手かろうが下手だろうが選んだスポーツを続けること
しかできないことで他の可能性を潰している。
そして補欠が生まれ、何十人もスタンドで応援するだけ。
クラブチームであれば自分を生かせるチームに移籍することも出来るが、1高1チームしか持たない部活動だとそれも出来ない。
これは非常にもったいないのではないか?
うちのBチームはあそこのAチームより強いなどという考え方は愚かである。
と、まぁこんな内容だった

こういう話をしだすと高野連批判とかしたくなってしまいそうなので、長くなってしまうのでやめておきますが。


正直、サッカー界から野球界にこのように警鐘を鳴らされる状態になっていることが恥ずかしいし、悔しい。
別に筆者はサッカーが嫌いなわけではなくて、「国際化」の先進であるサッカーに同じく大きなマーケットを持ちながら真の国際化の進まない野球が「スポーツ」の発展の上で足手まといの扱いにされていることを悲しく思うのです。

セルジオ越後はただ単にスポーツ界の今後を考えての発言だったと思うのだけれど、「野球がもっと統一感を出さないとスポーツの将来はないですよ」ということが言われているのは確か。

気になった人は現在発売中の野球小僧を読んでみてはいかがでしょうか。(別に宣伝でもなんでもないんですけどね^^;)
◇選手移動情報◇
オフの選手移動先情報
●08’オフ~09版
最終更新2009/4/2

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■07オフ~08開幕前
最終更新2008/4/23
■06オフ~07開幕前
最終更新2007/3/28
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